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1/28(火)西小ミステリーツアー17(木のネームプレート)


 西小学校の校庭はたくさんの木々に恵まれ、四季折々の美しさがあります。職員室から校庭に出ると右側から甘い香りが漂ってきます。いい香りを発しているのは、蝋梅(ロウバイ)の花です。半透明でツヤのある黄色い花は、まるでロウ細工のようで不思議な感じがします。木には「ロウバイ」と手書きで記されたネームプレートが付いています。よく見ると、校庭の大部分の木にはネームプレートがつけられています。それは、平成25年度の卒業生と担当教師が、奉仕活動の一環として、地元ボランティアの協力を得ながら付けた物です。プレートの下方にはカードが付けられており、その植物についての大まかな知識を得ることができます。また、裏側にはネームプレートを作製して植物に縛り付けた児童の名前が自書されています。しかし、雨風等の影響で、ネームプレートの幾つかは取れてしまいました。私が教頭時代に取り付けた「マサキ」のネームプレートも、既になくなっています。ネームプレートがなくてもその木への思いは変わりません。西小学校の木々を見て楽しむとき、平成25年度卒業生と地域ボランティアの皆さんの深い愛情も感じていただけると嬉しいです。