学校が再開し、１週間が経ちました。子どもたちの元気な声にあふれる学校が戻ってきたことを、大変うれしく思います。とはいえ、「新型コロナウイルス感染症」に関する様々な心配は尽きることがありません。また、朝の教育相談では、「友達がいない」「学校が楽しくない」といった言葉を担任に伝える子どもたちも少なからずいます。学校では、子どもたちの心に寄り添いながら、健康や安全を守るための取組を、今後も積極的に続けていきたいと思います。
１週間を通して、子どもたちは、「学校の新しい生活様式」に少しずつ慣れてきたようです。朝や休み時間の後の手洗いや、健康チェックカードの提出を進んで行い、教室に戻ったらすぐにマスクを着けられるようになりました。列を作るときに、友達が近づきすぎると、「もう少し離れた方がいいね。」といった声が聞こえてくることもあります。
学校では、可能な範囲の工夫をし、コロナ対策を行っています。例えば、図書館では、学年毎に利用できる休み時間を決めたり、座席を離したり、一度誰かが読んだ本は３日後に本棚に戻したりしています。そして、子どもたちの下校後には、机やいす、ロッカーや扉などの消毒作業やトイレの清掃を、毎日、教員が行っています。学校を、「ノーリスク」にすることは難しいですが、今後も、ご家庭と協力をしながら、コロナ対策の取組を続けていきます。
