1学期終業式

 

8月7日に、1学期の終業式が行われました。朝会同様、オンラインによる教室での終業式です。8月7日ということで、75年前の8月6日と9日に起こった出来事を子どもたちに話しました。

 「運動場にある砂場の近くに、この写真の木が、白い看板とともに植えられているのを見たことはありますか。この木は楠という木です。7年前に、長崎県から贈られました。75年前の8月6日に広島で、8月9日に長崎に、大きな恐ろしい爆弾が落とされたことを知っていますか。爆弾の光や熱や風を浴びて、多くの人が亡くなりました。もちろん皆さんと同じたくさんの小学生も、一瞬で、あるいは苦しんで、亡くなりました。でも、長崎県のある神社に植えられた一本の楠は、爆弾の光や熱や風を浴びても、生き残ることができました。この木は、その時生き残った楠の種から育った木です。この木には、世界の国の人と仲良くして、戦争が再び起きないようにとの願いが込められています。みんなと仲良くすることは、多くの人を幸せにし、お互いの命を守ることにつながります。西小の皆さんには、まず、自分の周りの人、家族や友達と仲良くしてほしいです。そうすれは、きっと、平和な世の中をつくることができると思います。」